
*写真貼付台紙
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拓也くんに 贈る
世界でたった一冊の絵本
☆メリークリスマス!!
これからも仲良しでいようね!
2004年12月24日
工藤静子より
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本村 拓也くんへ
メリークリスマス |
とっておきの
プレゼント
おかもと香織 作・絵
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ぼくはちょっと特別な トナカイ、
サンタクロースのそりをひく、
名誉あるトナカイです。
この本を開いた 拓也くんに
サンタクロースの秘密を
特別に少しだけ 教えてあげましょう。 |
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サンタクロースは 実は一人ではありません。
たくさんいるのです。
なにしろ たった一晩で、
世界中の子どもたちに
プレゼントを届けなくてはなりませんからねぇ。
思い出して下さい。
拓也くんは子どもの頃、
サンタクロースの不思議を
いろいろ想像しませんでしたか? |
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サンタクロースはたくさんいても、
その姿が見られることは 決してありません。
なんといっても 魔法の粉を持っていますから。
振りかけると人間には見えなくなる
ふしぎな粉をね。
拓也くんは
サンタクロースに会えなくても、
見えなくても、
サンタクロースが来てくれたと
感じていましたよね? |
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もしも、
サンタクロースが
プレゼントを置いているところを
子どもに見つかったら、
家中大騒ぎになって、
大変なことになってしまいますからねぇ。
たくさんの家を 回れなくなってしまうし、
ああ 想像しただけでも ドキッとする・・・。
拓也くんをはじめ、子どもたちが
眠いのを我慢して 待っていてくれたことは
よくわかっていたのですが・・・? |
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でもね、
むかし、うっかりもののサンタクロースが
魔法の粉を かけ忘れたことがあったんです。
それで、サンタクロースや
ぼくたちトナカイの存在が、
世の中に 知られてしまったというわけです。
拓也くんも、誰もが知っている、
あの赤いユニフォームとか
空飛ぶそりとかもね。 |
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その時は テレビが無い時代でよかったですよ!
もしも今 見つかってしまったら、
サンタクロース村は たちまちあばき出され、
テレビのリポーターやら、デパートの人間やら、
観光客やら たくさん押しかけてきて、
サンタクロース村の静かな生活は
なくなっていたでしょうから。
特に ぼくたちトナカイはデリケートな動物で、
自然豊かな静かな場所でしか
生きられないんです。
拓也くんなら サンタクロース村を
静かなままにしてくれますよね。
それとも 訪ねてみたいですか・・・。 |
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普段は静かなサンタクロース村ですが、
年に一度の夏祭りだけは別です。
サンタクロースの大好きな花火が
バンバン上がるものですから・・・。
ぼくたちトナカイは 特に大きな音に弱い。
サンタクロースたちは
花火を見ながらワインを飲んで、ダンスして、
そりゃあもう、大盛り上がりですけどね。
拓也くんは
夏を楽しむサンタクロースの気持ちが
わかりますかねぇ。 |
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ぼくたちは 花火の間、
干草にもぐりこんで ぶるぶる震えながら
終わるのをひたすら待つんです。
夏祭りはサンタクロースの大の楽しみ。
まぁ 年に一度くらいは我慢してあげないとねぇ。
拓也くんも 誰かのために我慢してあげること、
あるでしょ? |
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そうそう あれはアフリカだったか、
とんでもなく暑い夜空を
ひーひー言いながら飛んでいたら、
大きな太鼓の音が 響いてきて、
ぼくはもう ひっくり返りそうになったんです。
するとサンタクロース、
飲みかけのワインのコルクで
すばやく ぼくに耳栓をしてくれましたよ!
おかげで、ひっくり返らずにすみました・・・。
あ、拓也くん 心配しないで。
飲酒運転ではないですよ。
空の案内は ぼくたちトナカイの役目ですから。 |
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大きな音の中でも、
あの雷ってやつは 耐え難いものがありますね!
世の中で 一番嫌いです。
でも、サンタクロースは
ちゃんと分かってくれていて、
雷の夜だけは、
ぼくをベットに入れてくれるんです。
やさしい人です。
拓也くんにも こんな経験ありましたか?
今は 誰かを守っているのでしょうか。 |
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拓也くんの周りで、
サンタクロースに
一度もプレゼントをもらったことがないっていう人
いますか?
ああ、やっぱり いる・・・。
では、もうひとつの
とびきりの秘密を教えてあげましょう。
サンタクロースは 世界中のみんなに
一人残らず、
「とっておきのプレゼント」を届けます。 |
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その「とっておきのプレゼント」というのは
・・・キス!
サンタクロースは
その人の幸せを祈って、心をこめて
おでこに キスのプレゼントをするんです。
拓也くんにも、
実際のプレゼントをもらわなかった人にも、
サンタクロースは「とっておきのプレゼント」を
確かに届けましたよ。
みんなかわいい寝顔だったなぁ・・・ |
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サンタクロースの一番の願いは
世界中の人たちの しあわせです。
今 25歳になった拓也くんも
おなじ思いではありませんか?
その願いがかなうまで、
サンタクロースは すべての人たちに
「とっておきのプレゼント」を届け続けます。 |
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「とっておきのプレゼント」をもらった
拓也くんに
お願いがあります。
サンタクロースのおてつだいを
してほしいのです。
いや、かんたん かんたん。
「とっておきのプレゼント」にこめた
サンタクロースの思いを
拓也くんの周りの
和田あきよさんや 三木ひろしさん、
氷川つよしさんに
伝えてほしいのです。 |
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そして その思いを
和田あきよさんや三木ひろしさんや
氷川つよしさんが
周りの人に伝えてくれる・・・。
人々の幸せを願うやさしさの環が
世界中に広がれば、
人々は幸せになれるはずです。
大人たちが全員協力してくれれば、
サンタクロースの願いは きっと叶います。 |
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最後にそっと教えてあげましょう。
今年のクリスマスは 工藤静子に頼まれて、
大人になった 拓也くんに
「とっておきのプレゼント」を
届けることになっています。
西麻布まで飛んでいきますよ、特別に。
サンタクロースの存在や
想像する大切さを知っている
拓也くんだからこそへの 贈り物です。
来年もきっと
ステキなことがたくさん起こりますよ。
サンタクロースのキスの威力は
すごいですからねぇ。
おたのしみに!! |
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