龍馬流
ゴルフ・プレー
あなたに贈るお話の本
ニコラス・グリーンジャケット作
あき よしこ訳
ステファン・マックケルヴァイ画 |
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これは、比類なきゴルファー
坂本龍馬のために
特別に書かれた本です。
2004年10月10日 |
| ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで生まれた競技であることは、よく知られています。ささやかに始まったこの競技は、その後世界中に広まり、今や人気スポーツとなっています。ボビー・ジョーンズのような伝説的なスタープレーヤーも生まれました。そして日本でも、国内のツアーにあきたらず、海外のメジャー大会を目指すプロが増えています。ゴルフは世界中で、さまざまな形でプレーされているのです。りょうちゃん流ゴルフもそのうちのひとつです。 |
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りょうちゃんは、
タイガーウッズや丸山茂樹や
尾崎将司たちと お気に入りの
土佐カントリークラブに
よくでかけます。
ここで安全なのは、
フェアウェイの真ん中だけ。
そのほかの場所では、
虫も木も鳥もモグラでさえ
みんな死の危機に
さらされてしまうのです! |
他人のうわさとは裏腹に、
りょうちゃんは
ケチるということがありません。
子供の教育費、家のローンなど
あまりたいしたことのないところに
少し細かいところが
あるかもしれませんが・・・・・・
ゴルフのこととなると話は違います。 |
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りょうちゃんは以前、
「ゴルフは勝つためにする競技だ」
と教わりました。
それ以来、いつも賭けて
プレーすることにしています。
スウィングは
チャーシューメンのリズムで打つことや
ゴルフボールは
けっして水には浮かないことなども、
りょうちゃん は
何年もかけて、体得したのです。 |
りょうちゃんの生活の中で
ゴルフがいちばん大事というわけでは
ありません。
彼は何を優先させるべきか、
物事のバランスをどうとるかを
心得ています。
かつてりょうちゃんが嵐の中で
全コースを回ったという事実はありません。
彼が17ホール回ったところで、
ゴルフ場が
クローズになってしまっただけなのです。 |
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ゴルファーは誰でも、
パーフェクト・ラウンドを 夢見ています。
ティーグラウンドから
フェアウェイの真ん中に飛ばし、
グリーンをねらって正確に打ち、
パットはカップの中心へ・・・・・・
こんなシンプルで謙虚なものです。
自分の年齢だけ打つことを、
究極の目標にしている人もいます。
りょうちゃんが25を打つのは
たやすいことです。
問題は、最初の数ホールでその目的が
達成できてしまうことなのです |
ゴルフの名手といわれる人は、
いかなる場合にも、
各種のショットで対応できます。
例えば、フェード、ドロー、
パンチ・ショット、ランニング・アプローチ、
というように。
りょうちゃんも多彩なショット・・・・・・
例えば チョロ、テンプラ、ドスライス、
ドフックなどを 繰り出します。
彼の持つ最高のショットは、
タイガーウッズと丸山茂樹
と尾崎将司命名の
”まぼろしの一撃” です。 |
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以前、
ゴルフにハンディキャップ・システムが
導入されました。
これはゴルフの腕前に
差がある人同士でも
一緒に競えるように考えられたものです。
プレー最後の20ラウンドのうち
成績のよい10ラウンドをとり、
その人のハンディを計算するのです。
りょうちゃんにとって、
このシステムは大きな欠点があります。
彼は数える価値のある10ラウンドを
回ったことがないのです!? |
りょうちゃんがゴルフをする
理由のひとつは、運動のためです。
ほかの運動はどれもりょうちゃんには
不向きでした。
泳ごうとすれば体が浮かず、
テニスをやればネットにボールの
行く手を阻まれ、
さっさと切り上げたのは、
よかったのですが、
彼はホトホト疲れてしまいました。
りょうちゃんのように
ほどよく鍛えられた肉体の持ち主には、
ゴルフはぴったりの運動だったのです。 |
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ゴルフのラウンドを回りおえると、
いつもりょうちゃんは、
タイガーウッズや丸山茂樹や
尾崎将司と
『19番ホール』 に現れます。
そこでその日のショットについて
話し合ったり、
次の日程を決めたりするのです。
おなじみのシーンではありますが、
りょうちゃんは仲間と 一杯ひっかけます。
それから、
いかに今日はついていなかったか、
あそこにバンカーがなかったら、
あのショットさえうまく打っていればと
いつものことをあれこれ話し合い
賭けの借金を、作り笑顔で払います。 |
ゴルフの腕は
たいしたことがないのですが、
りょうちゃんはときに素晴らしいショットを
繰り出します。以前、
ディープ・バンカーから打ったショットが
奇蹟的にチップインしたことは、
いまだにみんなの語り草になっています。
手の5番を使ったって、
あんなショットは打てないですよね!? |
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りょうちゃんは友だちも、
ゴルフも大好きだからこそ、
プレーするのです。
みんなで出かけて、自然の中で
緊張から解放される
チャンスでもあります。
りょうちゃんは
こんなことを言ったことがありました。
「ゴルフボールを打つたびに、
ストレスが解消されてゆくんだよ」
事実、ゴルフをするたびに、
本当にたくさんのストレスが
解消されるのです。 |
りょうちゃんはいつか
自分のゴルフの本を書くことを
夢見ています。
『3歩前進2歩後退
−りょうちゃんのゴルフ人生辛抱だ』
『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係
−りょうちゃん著』
『りょうちゃんの
19番ホールの楽しみ方』 |
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りょうちゃんは何年間も
自分のゴルフに
挫折感を味わってきたにも関わらず、
いまだにゴルフを続けている、
その根性は見上げたものです。
彼は我を忘れて 1日中、
原野や森林を走り回るのです。
だからこそ
賭けに負けたときの支払いが
きれいなことはさておき、
りょうちゃんは
かけがえのないゴルフ仲間なのです。 |
ゴルフは、坂本龍馬にとって
まさにチャレンジなのです。
タイガーウッズや丸山茂樹や
尾崎将司が りょうちゃんに
どうしてゴルフをするのか問いかけます。
その答は明白です。
ティーショットがうなりをあげて、
飛んでいく瞬間。
アイアンショットが
ピンにからんでいく瞬間。
ロングパットがラインどうりに
カップに吸い込まれていく瞬間・・・・・
りょうちゃんにとって
そんなありふれた出来事はともかく、
ロングホールでセカンドショットが
直接カップインするような
奇跡の主人公になる為に
ゴルフを 続けているのです。 |
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坂本龍馬 様
自分流ゴルフを楽しんでください。
スコアが悪いからといって、
その日を棒にふるようなことがないように。
ゴルフをボウリングと同じように
考えたら いいと思います。
スコアが高いほど
いいんだってくらいに・・・・・・
2004年10月10日 海援隊一同より |
日本のみならず世界中でゴルフをしたいね。
これからもよろしく!!
海援隊一同より
2004年10月10日
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